プログラミングスクールに通うメリットとは？実体験からお話します

プログラミングを学ぶ方法はいくつもありますが、中でも効率的に学べるのがプログラミングスクールに通う方法です。

スクールでは現役のエンジニアが教えてくれるので初学者にはありがたいもの。

でも、中には「プログラミングスクールなんて行く意味ないよ」という人もちらほらいるのが現実です。

僕の結論は「プログラミングスクールには行くべき」という考えなのですが、今回は実体験も踏まえてプログラミングスクールに通うメリットをお話していきます。

これからスクールに行こうか迷っている人はぜひ参考にしてください。

関連記事：【無料あり】プログラミングスクールのおすすめ5選！エンジニアを目指すなら必見

プログラミングスクールの6つのメリット

それではさっそく、プログラミングスクールに通うことのメリットをお話していきます。とくに初学者にこそプログラミングスクールの恩恵を受けやすいです。

メリット①：面倒な環境構築を一瞬終わらせられる

プログラミングのハードルの高さの理由として、環境構築も1つの理由となります。環境構築とはプログラミングを自分のPCで動かせるようにするための各種設定をすることなどです。

言語によって方法も違いますし、場合によってはSQLなどのデータベースを動かす準備をしなくてはいけないので何も分からない初学者には非常に難易度が高い作業なのです。

プログラミングスクールはもちろんプログラミングそのもののノウハウを教えてもらえるのはもちろんなのですが、その前段階である環境構築のサポートもしてくれます。基本的に環境構築は1回済ませてしまえばOKなので覚える必要性も少なく、講師が一瞬で終わらせてくれる場合も。

自力で調べながら環境構築に挑むと数日かかってしまいがちなので、ここをスキップできるのは大きなメリットです。

メリット②：基礎理解のスタートダッシュを切れる

「プログラミングは理解しなくてもとにかく手を動かすことが大事なんだ」という人は多く、正直に言うとその通りな部分はあるのですが、プログラミングの根本である基礎の理解だけはしっかり済ませておく必要があります。

基礎がないと手を動かすこともできないですからね。

今はProgateなど基礎を学ぶ教材も多数ありますが、近くにプロである講師がいるに越したことはありません。

基礎部分においては分からないことは即聞いて理解しておくほうがよく、特に繰り返し構文やif文、関数や引数の受け渡しは基礎と言えどすぐ理解することは難しいので、教えてくれる人を付けて置いたほうが確実に効率UPに繋がります。

メリット③：短期間で成果物を作れる

スクール受講期間の1~2ヶ月ほどで成果物を作れるようになることもプログラミングスクールに通うメリットの1つです。

完全に独学でプログラミングを勉強した場合、1つのアプリやツールを作るのに数ヶ月はかかるもの。

それをたった1~2ヶ月で作成可能です。

参考程度に、僕の場合1ヶ月の受講でiOSアプリを作り出すことができました。

参考記事：プログラミングスクールを受講して作ったアプリ

成果物を作れば転職活動でも有利に立ち回ることができるので、転職を考えているのであればより大きなメリットになるでしょう。

メリット④：他の受講者から刺激を受ける

プログラミングスクールは少なくとも10人以上が同人受講するので、自分以外の受講生から刺激を受けることができます。

未経験なのに覚えの速い人がいたり、すでに経験者でバリバリ課題をこなしていく人がいたりなど、周りの進み具合を見ることでモチベーションを上げることができます。独学ではできないことですね。

ただ、性格によっては周囲からの刺激がデメリットになってしまうことも。

周りと自分を比較して落ち込んでしまうパターンも割と多いので、過度に周りを見すぎないことも大切です。

メリット⑤：受講後もエンジニアの繋がりが持てる

一緒に受講した仲間や講師はスクールの期間が終わったら繋がりが切れるものではなく、今後ずっと連絡を取り合える大切なエンジニア仲間になります。

今はSNSが発達しているのでTwitterやFacebookをフォローしておけば直接連絡を取り合わずとも仲間の頑張りを見ることもできますね。

プログラミングはスクール終了後の継続力もとても大切なので、仲間を作って刺激し合いましょう。

また、時には一緒に仕事をする仲間にもなるので、エンジニア同士で繋がっておくことに損はありません。

メリット⑥：転職支援をしてもらえる

プログラミングスクールによりますが、転職活動の支援をしてくれるところもあります。エンジニアとしての就職を考えているのであればぜひ活用しましょう。

就職支援をしているおすすめのスクールは以下のとおりです。

プログラミングスクールのデメリット

逆に、プログラミングスクールへ通うことのデメリットも確認しておきましょう。

デメリット①：受講費用が高い

基本的にプログラミングスクールは受講料が高いです。安くても10万円以上、高いところはその何倍にもなることも。

プログラミングスクールを受講したくてもこの料金が最初の壁になる人も多いほどです。

どうしてもお金が苦しくて参加が難しい場合は、無料で受けられるスクールも検討しましょう。とは言え無料スクールは人気が高く、受講制限や審査があるので受講のハードルは高めです。

デメリット②：場合によって思考力や我慢強さが育ちにくい

プログラミングスクールを受講すれば常に講師へ質問が可能となるので、そこに甘んじてしまうとプログラミングに大切な思考力や我慢強さが失われてしまう場合があります。

いつでも質問できる環境が揃っていたとしても、調べずに考えずにすぐ聞いてしまうのも考えもの。

こういった解決方法ばかりに頼っているとスクール修了後に困ってしまうのは自分ですので、ぜひ門に解決力も育てていって欲しいと思います。

プログラミングスクールはこんな人におすすめ

プログラミングスクールに通うことのメリットとデメリットを紹介してきましたが、これらを踏まえてスクール受講におすすめなのは『これからプログラミングをスタートする初学者』となります。

逆にすでに自分でオリジナルアプリやWebサービスを作っていける人には向いていません。

基本的にプログラミングスクールのカリキュラムは初心者用に作られていて、それこそ環境構築や基礎理解から始まるので分かっている人にとっては時間の無駄になる可能性が高いです。

プログラミングは基礎を覚えるまでがハードル高いので、ここを超えるサポートをしてもらえるスクールはやはり初心者向けと言えます。

おすすめのプログラミングスクールを5つ紹介

ここまでお話してきたことを踏まえて、おすすめのプログラミングスクールを5つ紹介していきます。

無料のものからオンライン完結型、就職支援をしてくれるものまで様々な種類がありますので、あなたが目指すエンジニア像を満たすスクールを選んでみてください。

おすすめ①：ポテパンキャンプ

転職を視野に置いているのであれば絶対的におすすめできるのが「ポテパンキャンプ」です。非常に教育の質が高く、卒業後に即戦力として認められるほど。
その実績は素晴らしく、以下の通り。

2018年以降卒業生は全員Rubyエンジニアに転職成功していて、本日も未経験から27歳で売上数百億企業に内定。
Rubyへのスキルチェンジや、未経験からRubyエンジニアになりたい方はポテパンキャンプへ！

— 宮崎大地 / ポテパンCEO (@miyapotemaru) July 24, 2018

2018年以降のポテパンキャンプ卒業生は全員がエンジニアとして転職に成功しているとのこと。正直ここまで成果を出せるプログラミングスクールはほぼ存在しません。

また、就職先は自社開発企業のみで、SESとは違い就職後もスキルアップできる環境に身を置くことが可能です。

受講料も安く、しかも転職成功で全額キャッシュバックされます。つまり本気でやりきれば実質無料。

まずは無料体験からどうぞ。

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おすすめ②：テックキャンプ

完全初心者に向いているプログラミングスクールの「テックキャンプ」は、基礎を徹底して教えてくれるという特徴があります。逆に、すでに基礎を学んでいる人にとっては少し物足りなさを感じてしまいがち。

ただ学べることは非常に幅広くWebやアプリ、AIといった最先端技術を使って開発するノウハウや、PhotoshopやIllustratorを使ったデザインも勉強できます。

受講者の満足度も98%と非常に高い点も特徴的。

過去受講生も多く、実績のあるスクールです。

テックキャンプ卒業✨充実した日々でした。

何より、同期の人達と切磋琢磨し合った日々が１番の収穫です。これはオンラインのスクールでは味わえない

仲間内でオンラインでも、もくもく会実施。僕たちは１番のテックキャンプ攻略者かもしれない#駆け出しエンジニアと繋がりたい@mako_yukinari

— なおやん@若造エンジニア (@Ig6gRbnU9W8c7EB) April 10, 2020

1つ欠点を挙げるとするならば、初心者に焦点を当てているのでカリキュラム外のサポートは手薄でオリジナルアプリの開発などにはあまり向いていません。

未経験者にこそおすすめのスクールと考えてもらってOKです！

テックキャンプも無料体験が可能なので、まずはお試し受講してみましょう。

※新型コロナウィルスの影響で現在休校となっています

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おすすめ③：TechAcademy

完全オンラインで完結するプログラミングスクールを探しているなら「TechAcademy」が非常におすすめ。

多くの言語を学ぶことができ、中でも今話題のブロックチェーンについて学習できる点が非常に魅力的です。ブロックチェーンを教えているプログラミングスクールはまだまだ少ないので、詳しく勉強したい人の選択肢になりますね。

受講期間も1ヶ月~4ヶ月と自由に選ぶことができ、人それぞれの目標に合わせた講座を受講可能となっています。

techacademyでWebデザイン、WordPressの勉強をしてから3ヶ月‼️

Web業界への転職を果たしました😆✨

コロナ流行のこのご時世、未経験アラサーの私を採用して頂いた会社には感謝の気持ちでいっぱいです🙇‍♀️

これから実力を高めていきたいと思います💪

— はちみつ@カスタマーサクセス勉強中 (@WebDesignMidori) April 8, 2020

上記のように就職が難しくなっているこのご時世でもTechAcademyの卒業生は転職に成功している現実もあり、短期で実力を付けたい人にもうってつけ。

価格もリーズナブルなので、オンラインでプログラミングを学びたい人はぜひTechAcademyを選ぶことをおすすめします。

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おすすめ④：スパルタキャンプ

岩手県八幡平市で定期的に開催される「スパルタキャンプ」は完全無料プログラミングスクールで、近年さらに注目が集まってきております。あのホリエモンもおすすめしているスクール。

僕自身も2回受講しましたが、未経験からしっかりアプリを作れるようになりました。詳しくは以下の記事を参照してください。

関連記事：スパルタキャンプに参加して分かった実態と感想

行政が協力しているため無料での開催が実現していて、期間内の宿泊費も完全無料。従来のプログラミングスクールは少なくとも10万円以上の受講費が必要となるのでコストを極力下げたい人にも非常におすすめ。

ただし無料ということもありここ2年ほどで参加希望倍率は跳ね上がっており、必ず参加できるものではありません。

参加の選考さえ通ってしまえば最高の学習環境が提供されるので、申し込んで損はありません。

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おすすめ⑤：GEEK JOB

完全無料のプログラミングスクールとしてもう1つ紹介するのが「GEEK JOB」です。こちらはスクール卒業後に就職サポートまで付いており、とても手厚いサポートが魅力的です。

なぜGEEKJOBは無料で運営できているのかと言うと、カリキュラムを終えた卒業生を企業に紹介して紹介料を得ているからです。なので裏を返せばGEEKJOBとしては受講生を立派なプログラマーに育てなければ収益が入らなくなってしまうので、自然とクオリティーが上がる仕組みとなっています。

また、数少ないインフラエンジニアを目指せるスクールでもあり、インフラに興味がある人にもおすすめ。

面談により通学する時間を話し合うことも可能なので、転職活動中でも問題なし。働きながらでもプログラミングを勉強することができます。

ただし注意点として、GEEK JOBが提携している企業以外に就職する約12万円の違約金がかかります。カリキュラム終了後に就職を考えている人は頭に入れておきましょう。

※新型コロナウィルスお影響を受けオンラインに対応しました

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【まとめ】プログラミングスクールのメリットとデメリット

今回はプログラミングスクールへ通うことのメリットやデメリットをお話してきました。

結論としては初心者こそプログラミングスクールへ通うべきで、やはり敷居の高い基礎理解をサポートしてる存在は大きいです。

その他、メリットとデメリットをまとめておきます。

ぜひあなたも「自分はどんなエンジニアになりたいのか？」ということをじっくり考え、あなたに合うプログラミングスクールを選んでみてください！