どうも!フリーランスエンジニアをしているなおや(@naoya2_2)です。
働き方の1つとして「フリーランス」という選択肢が一般的になりつつありますが、今回はさらに絞ってフリーランスエンジニアに焦点を当ててどんな生き方なのかメリットとデメリットを交えてお話していきます。
これからフリーランスになりたい人、とくにエンジニアになりたいと考えている人は事前に実態を知っておくのは超大切なので、ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います!
目次
【結論】経験を積んだエンジニアは極力フリーランスになるべし
いきなり結論を言ってしまうと、ある程度現場での開発経験を積んだ人であればみんながフリーランスになるべきだと思っています。というのも以下でも話しますが、デメリットに対してメリットが大きすぎるから。
長くとも2~3年現場で開発経験を積めばそれなりに実力が付きますし、フリーランスとしても十分にやっていけます。(もちろん3年間テスターでした、みたいな場合はNGですが)
フリーランスになることで収入面も生活面も自由が広がりますので、現時点で既に経験を積んでいる方はフリーランスという生き方にもチャレンジしてみてほしいなと思います。
ではフリーランスエンジニアなることで得られるメリットと、逆のデメリットも詳しく見ていきましょう。
フリーランスエンジニアの3つのメリット
以下がエンジニアがフリーランスになることで得られるメリットです。
- 収入が急激に増加する
- 休みを取りやすい
- 会社特有の窮屈さが無くなる
- 仕事の掛け持ちが可能
- フリーランスなのに収入が安定する
メリット①:収入が急激に増加する
フリーランスになる最も大きなメリットがこれ。収入が大きく跳ね上がります。
ベテランエンジニアになっても会社員の場合、年収500~600万円で頭打ちとなることが多いのですが、同じ人がフリーランスになった場合は年収800~1000万円以上になる可能性も大いにあります。
実際に、フリーランスエンジニアを専門にしているエージェント「レバテックフリーランス」によるとフリーランスエンジニアの年収は862万円と公表されていました。
まだまだエンジニア歴の少ない僕でさえも会社員からフリーランスに切り替えただけで月収が1.5倍ほどになりましたので、収入面を重視するのであればフリーランスエンジニアになるのは非常に合理的と言えます。
関連記事:フリーランスエンジニアは稼げるの?半年で月収1.5倍のキャリアプラン
メリット②:休みを取りやすい
会社員と違い、フリーランスは休みを取りやすいです。これはエンジニアに限らず、ほとんどのフリーランスに共通します。
僕は現在フリーランスのエンジニアとして現場常駐して働いていて、働き方としては会社員とさほど変わらないのですが割といつでも休めます。というのも現場に雇用されているわけではないので、契約内容通りの労働時間働けばそれでOKだからです。
例えば月に140時間勤務の契約だったら、それを超える分は働かなくても収入は減りません。
しかも契約時は会社と自分とで納得のいく形で契約できますので、月の労働時間すらも自分の意志で決められるわけですね。
こういった点でフリーランスエンジニアは現場で働く場合でもある程度の自由が与えられます。
メリット③:会社特有の窮屈さが無くなる
フリーランスには会社特有の窮屈さがありません。会社のよくわからないイベントに参加する必要もありませんし、休むために色々と理由を作る必要もありません。
エンジニアの場合現場によって「イベントは参加しろ」みたいな決まりごとがある可能性もありますが、嫌なら参加する必要はありませんし働きにくいと感じたら辞めてもOK。
合わなければすぐ辞められるし、辞めても次の仕事がすぐ見つかるため窮屈さを感じることはほどありません。
メリット④:仕事の掛け持ちが可能
当たり前ですがフリーランスは仕事の掛け持ちが可能です。副業禁止!なんてことはありませんし、むしろ収入源を複数持っていることが一般的です。
会社にバレたらどうしよう、という心配は皆無。やりたい仕事をすぐに始められます。
例えばメインの収入源としてフリーランスでエンジニアをやりつつ、ブログでアフィリエイトをしたりアプリを作ってアップルストアにリリースしてみたり、複数の事業を連動させて行うことも可能です。
今の時代すぐに新しい仕事に飛び付けるフットワークの軽さを持てることは大きなメリットになります。
メリット⑤:フリーランスなのに収入が安定する
エンジニアの場合、フリーランスなのに収入がとても安定します。フリーランスになることを躊躇する人の大きな理由が「不安定だから」という場合が多いのですが、エンジニアは全く不安定ではありません。
理由としては、基本的にフリーランスエンジニアは現場に入っていれば毎月固定給が振り込まれるからです。そして最初にも言ったようにその額は会社員よりも多く、2~3年の経験があれば仮に仕事の契約が切れたとしてもすぐにより高単価の仕事が見つかります。
さらにブログなりアプリ開発なりの副収入を作っておけばより安定感は増していきます。
フリーランスは不安定!というのは間違いではありませんが、フリーランスエンジニアは割と安定です。
フリーランスエンジニアの3つのデメリット
もちろんフリーランスになることのデメリットもあります。
- 実力が全て。仕事ができなければすぐにクビ
- 疎外感を感じる(現場によって)
- 請求書や確定申告書の発行が面倒くさい
デメリット①:実力が全て。仕事ができなければすぐにクビ
フリーランスのデメリットはやっぱりこれ。実力主義の世界です。
クライアントの要望に沿った仕事ができなければすぐに仕事を失いますし、新しく仕事を見つけるのも一苦労です。
ただ、フリーランスエンジニアの場合は少し勝手が違く、そこまで技術力に長けていなくても仕事にありつけます。理由としてはエンジニアが圧倒的に不足しているから。
なので数年の実務経験さえ積んでしまえばさほど心配する必要はありません。
クビになってもすぐに新しい仕事が見つかります。
ちなみに僕の実体験としまして、エンジニアとして入った現場を3日でクビになったものの2週間後には別の現場に入っていたこともあります。需要と供給のバランスが釣り合っていないため、このようにすぐに新しい仕事が見つかるのです。
デメリット②:疎外感を感じる(現場によって)
フリーランスエンジニアは基本的に現場常駐として働くので、先輩エンジニアはその会社の社員であることが多いです。なので現場によっては疎外感を感じたり、あからさまに外部の者扱いで当たりがキツくなったりすることもあります。
また、技術力の高いベテランエンジニアほどなぜか意地悪なパターンが多いので、どうしても働きづらければ現場を変える決断をすることも大切です。
デメリット③:請求書や確定申告書の発行が面倒くさい
会社員からフリーランスになることでお金周りの事務作業を自分で行わなくてはなりません。これはエンジニアに限らずフリーランスの大きなデメリット。
給料を支払ってもらうためには毎月請求書を発行しなければいけませんし、税金を支払うために確定申告もしなければいけません。
これは避けられないことなのでしっかりお金についても勉強する必要があります。
税金や保険についての知識さえ付けることができれば会社員よりも節税が可能になるので、今後のためと思ってしっかり勉強してください。
【まとめ】フリーランスエンジニアはメリット絶大!
フリーランスエンジニアになるメリットとデメリットをお話してきましたが簡単にまとめると、
ということになります。
もちろんデメリットもあるのですが、メリットに比べればちっぽけなもの。これからエンジニアになる方もぜひ最終的にはフリーランスになることを目指してほしいと思っています。
今からプログラミングの勉強を始める場合は何だかんだ言ってプログラミングスクールで学んでしまうのが手っ取り早いです。僕も最初はスクールに行きましたし、短期間でエンジニアになっている人はほぼスクールを出ています。
少しでも早くエンジニアとして働きたい場合は就職保証をしているスクールもあるので、そういったところで一気に学習してしまいましょう。
高橋直也(@naoya2_2)
フリーランスエンジニア。SEとして主に某企業顧客管理システムの開発、改修を担当している。ブログでは30歳未経験からSESを経てフリーランスになった経緯等を発信中。