こういった悩みを抱えている人は結構多いのでは無いでしょうか?
かくいう僕自身も、今でこそエンジニアとして就職できるまでになりましたが、プログラミングを勉強し始めたころはやる気が上がらず1年も停滞していたほどです。
今回はそんな僕がモチベーションの上がらない停滞から抜け出した方法や、やる気に頼らず淡々と学習に取り組むための方法をお話していきます。
プログラミングへのモチベーションが上がらない原因や、解説方法を紹介しています
目次
そもそも、なぜモチベーションが下がってしまうのか
そもそもどうしてプログラミングの勉強はやる気やモチベーションが下がってしまいがちなのでしょうか。
モチベーション低下には以下3つの理由が考えられます。
原因①:プログラミングに楽しさを感じていないから
単純に「プログラミングが楽しくないから」という理由でモチベーションが上がらない人は多いです。
プログラミングは好きこそものの上手なれの世界なので、まずは楽しさを感じることが非常に大切。
とは言えプログラミングは上達するごとに楽しさが増してくるもので、いきなり楽しく感じる人は少ないでしょう。なので現段階で楽しく感じていなくても焦らなくて大丈夫です。
ちょっとずつ、一歩ずつレベルアップしていきましょう。
原因②:レベルアップを感じないから
自分のレベルアップを感じないこともモチベーションが上がらない原因になります。
やってもやっても全然上達した実感がなければ「無駄なんじゃないか?」とガッカリしてしまいますよね。
例えばゲームでも、どんな努力をしてもボスを倒せなければつまらなくて辞めてしまうものです。
ゲームではレベルや攻撃力が数値化されているので目に見えて成長を感じることができますが、プログラミングは成長が見えません。
つまり、自分のレベルアップを実感できるような勉強法を工夫していく必要があるのです。
原因③:本ばかり読んでいるから
プログラミングの勉強と言いつつ、ずっと本を読んでいませんか?プログラミングはコードを書いて身体にパターンを覚え込ませる必要があるので、本ではあまり上達を見込めません。
さらに、本では実際にプログラムが動くところを見ることもできないので先述したレベルアップを感じることも出来ません。
プログラミングを本で勉強することは一見すると効率的に思えるかもしれませんが、実際にはスキルが身に付きづらい上に挫折の大きな原因になります。
本はコードを書く上での”参考”程度で利用することをおすすめします。
プログラミングのモチベーションを上げる(楽しむ)方法
それでは実際にプログラミング学習へのモチベーションを上げていく方法をお話していきます。イマイチやる気が上がらないなと感じている人は試してみてください。
(1)プログラミングでどんなことができるのかを知る
今あなたが学習している言語をマスターすると何が出来るようになるのかを調べてみましょう。例えばGoogleやYouTubeの検索などで、
「Python できること」
「PHP できること」
「Swift できること」
と検索してみると、最終的にどんなアプリやツール、サービスが作れるようになるのかを知ることができます。調べているうちに自然と作ってみたいものを思い付く時もあるので、そうなればモチベーションは一気に上がるのでおすすめ。
作りたいものが思い付かなくても勉強した先の世界が見やすくなるので、ぜひお試しあれ。
(2)作ってみたいサービスをリスト化する
プログラミングの勉強中やテレビを見ている時など、ふと作ってみたいもののアイデアが浮かぶことがあります。
そういったアイデアは些細なものでも良いのでメモするなどしてリスト化してみましょう。
作りたいものが決まればやる気が上がるだけではなく、自然と身に付けるべきスキルも決まり寄り道をしなくなるので一石二鳥です。
(3)実際に手を動かす(まずは真似でもOK)
やはりプログラミングのモチベーションを高めるには実際に手を動かしてコードを書いてみることが最も近道です。
最初は何も分からなくて当たり前なので、知識不足は気にせずコードを書いてみましょう。
とは言え何を書けばいいのか分からないと思いますので、まずは本に書いてあるコードをエディタに書いてみたり、Udemyを使って真似しながら作品を作ってみると良いです。
自分で書いたものが動く経験をすることでプログラミングの本質が分かることと同時に楽しさを何倍にも感じることができますので、モチベーションアップに大きく貢献するはずです。
(4)すでに活躍しているプログラマーの発信を見る
すでに活躍しているプログラマーが発信しているYouTubeやブログ、Twitterを見ることでもモチベーションを高めることができます。やはり現役エンジニアはプログラミングのメリットだけでなくデメリットも正直に発信してくれるので、より現実的な世界を見ることも可能です。
実際にどれくらいのお金が稼げるのかなど、結構生々しい話を聞けることも。
ただしYouTubeやブログを見ることが目的になってしまっては元も子もないので、情報収集は適度に終わらせ、手を動かすことを優先しましょう。
(5)プログラミングを学ぶ理由を明確に言語化する
プログラミングを学んで何がしたいのかを明確にすることも非常に大切です。
エンジニアとして就職したいのか?
作りたいアプリがあるのか?
単純にお金を稼ぎたいのか?
ここが定まっていれば、ぶっちゃけプログラミングを楽しいと思えなくてもやり切ることは可能です。
なのでもう一度「なぜプログラミングを学んでいるのか」を自分で確認し、しっかり紙に書き出すなどして言語化してみましょう。
それでもモチベーションが上がらないなら、やる気に頼らない
上記の方法を試してみてもプログラミングへのモチベーションが上がらない場合、そもそもモチベーションややる気に頼らない方法で勉強を進めていきましょう。
つまり、習慣化させてしまうということです。
具体的に何をやるのかと言うと、毎日必ず少しでも良いのでコードを書く時間を設けてください。30分でも良いし、時間がなければたった一行のコードでもOKです。
とにかく、短時間で良いので毎日やること。
30分くらいであればモチベーションに頼らなくてもできそうな時間ですよね。
習慣というのは「どれだけの時間こなしたか」ではなく「何回こなしたか」によって生成されますので、少ない時間でも良いので回数をこなしましょう。
次第にコードを書かないことに違和感を感じてくるようになりますので、そしたら徐々に勉強時間や難易度を高めていけばOK。
どうしてもプログラミングへのモチベーションが上がらない場合は習慣化してしまうことも非常におすすめです。
どんな人でもモチベーションが下がる時は必ずくる
プログラミングを勉強するモチベーションが下がってくると「やる気が出ないだめだー」と落ち込みがちですが、どんな人でもそういう時期は必ずあります。
僕なんか一年以上プログラミングに触らなかった時期もありました。
そこから勉強を再開して、エンジニアとして仕事をもらえるくらいまでにはなりましたので一時的なモチベーション低下で落ち込まなくても大丈夫。
ちょっとも間リフレッシュする期間を設けて、少しずつでも良いので進めていきましょう。
落ち込んで完全に触らなくなってしまったらそれこそ終了なので「リフレッシュする時期なんだな」くらいに考えておくことをおすすめします。
プログラミングの学習目的を明確にしてコツコツと勉強していこう
プログラミングでモチベーションを上げる方法をざっと紹介してきましたが、大切なことだけをまとめると以下の通りです。
- プログラミングを勉強する理由を言語化する
- 手を動かしてコードを書く(1日30分でも良い)
- モチベーションに頼らず習慣化しちゃってもOK
最初はだれでもプログラミングに苦戦してやる気が下がりがちなので、その時どんな行動を取るかは非常に大切です。
たまには休みつつも完全に離れることの無いように注意すれば、少しずつでも必ず伸びていきます。
ぜひ作りたいものを考えるなど、やる気の出る方法を実践してみてください。