どうも!プログラミング未経験からエンジニア職に内定したなおやん(@naoya2_2)です。
転職する際に避けては通れない道。それは採用面接ですね。
少なくとも1回、多い企業であれば採用までに3回以上の選考を用意しているところもあり、やはりそれなりの準備が必要になってきます。
で、今回は未経験でエンジニアを目指す場合。
いったいどんなことを面接で聞かれるのか気になるところですよね。
なので実際に僕がエンジニアとして採用されるまでに多くの企業の面接を受けてきた中で、よく聞かれた質問や印象に残っている質問をここで紹介していきます。
聞かれることが分かっているだけでも面接はかなり有利に立ち回れますので、これからエンジニアを目指そうと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
未経験エンジニアの採用面でよく聞かれる質問内容と対策方法を知ることができます
目次
【そもそも】未経験でエンジニアになることは可能なの?
大前提となるのですが、そもそも未経験でもエンジニアになれるの?と疑問に思うのではないでしょうか?
この点は結論を言うと、未経験でエンジニアになることは可能です。
もちろん年齢によって転職への難しさは変わってくるのですが、僕の場合は28歳という年齢でまったくの未経験でも採用してもらうことができました。
話にはよく聞くと思いますが、市場において現状エンジニアは常に不足している状態。
なのでエンジニアを目指す人よりも採用したい企業側のほうが多い売り手市場になっているのです。実際に募集している企業を探してみると、東京だけで膨大な数の企業が見つかります。
どうしてもプログラミングは習得までの難易度が高いので人が集まりにくいんですね。
つまり、ちょっと転職活動を頑張ればエンジニアになれる可能性は他の業種に比べると比較的高いと言えます。
この売り手市場の現状を逃さぬよう、採用面接の対策を考えていきましょう。
【頻出】未経験エンジニアの採用面接で聞かれること一覧
それでは本題に入って、実際に未経験エンジニアの採用面接で頻繁に聞かれたことを紹介していきます。
少なくとも以下の10個に対する答えは自分の中に用意した上で面接に臨むことをおすすめします。
(1)弊社を志望する理由を教えて下さい
面接の定番「志望理由」はやはり頻繁に聞かれます。感覚的にですが、この質問は企業の規模が大きくなるほど聞かれる可能性は高くなるイメージです。
面接先の企業に対する想いが強いのでれば、徹底的に会社の情報を集めてその会社が強みとしているであろうポイントと的確に突ければGOOD。
特にベンチャー企業であればYouTubeやTwitter、インスタグラムで情報発信しているところも多く、公式HPに書いていないことを話題に出しながら語れると「しっかり調べてきている」という本気度を伝えることができます。
HPだけでなくSNSやYouTubeでも検索をかけてみて情報を集めておきましょう。
(2)なぜエンジニアになろうと思いましたか?
未経験からエンジニアとなると、当然疑問に思うのが「なぜエンジニアになるの?」ということ。この質問はほぼ100%飛んでくると考えておいてOKです。
「将来作ってみたいものがある」
「エンジニアに強いこだわりがある」
など、できるだけ具体的にエンジニアを目指す理由を考えておきましょう。
これは面接のためだけではなく、今後プログラミングを挫折せずに続けるための理由にもなりますので、自分で再確認する意味も込めて必ず言語化しておいてください。
繰り返しますが、エンジニアを目指す理由はほぼ100%の確率で面接で問われます。
(3)なぜ就職(転職)することに決めたのですか?
今の仕事を離れ転職する決断に至った理由を聞かれるケースです。エンジニアとは関係なく仕事を変える理由を答えましょう。
この質問も8~9割の高確率で聞かれます。
とは言え上記の「なぜエンジニアになろうと思いましたか?」という質問に被るところもあるので、理由が同じであればそのように答えてOKです。
また、フリーランスから就職に移る場合は「フリーでエンジニアを目指しても良いんじゃないですか?」とちょっとイジワルな質問もされるので、フリーランスと就職を明確に差別化できる回答を用意しておくことをおすすめします。
(4)エンジニアになって作りたいものはどんなものですか?
エンジニアへの想いの強さを確認する質問です。
採用担当者は「エンジニアは稼げるから」という理由で入る人は挫折しやすいことを知っているので、その先のビジョンを確認したいのです。
なので面接を受ける会社の方向性に合ったプランを複数用意しておいて、作りたいものを具体的に答えられるとベスト。
世界を変えるような凄いものを考え出す必要は全然ありませんので、すでにあるサービスをヒントにして作りたいものを考えておきましょう。
(5)すでにプログラミングの勉強を始めていますか?
未経験者の採用と言えど、どれくらいの知識やスキルがあるのを確認する質問は高確率で問われます。スキルがあれば会社にとって教育コストが下がるので確認しておきたいのでしょう。
ここでは嘘をついても今後困るのは自分自身なので強がらず正直に答えてOK。
もし時間に余裕があれば何かしらもポートフォリオを作っておいて、面接官に見せられるものを持っていくとかなり興味を持たれます(体感的に)。
ポートフォリオは転職活動する上で非常に強力な武器になるので、時間の許す限り作っておくことをおすすめします。作り方は後述します。
(6)前職では何をしていましたか?
前職(もしくは現職)はどんな仕事をしていたのかを聞かれます。会社の守秘義務に触れない範囲で、できるだけ詳しく説明してください。
詳細に説明できればできるほど真面目に仕事に取り組んでいるアピールになりますので高評価を受けやすいです。
また、前職で得たスキルやノウハウでエンジニアとして活かせるものがあれば、積極的に話していきましょう。
(7)前職でやりがいを感じた経験を教えて下さい
前職での仕事内容に続いて聞かれやすい質問が、どんな時にやりがいを感じましたか?というものです。
「〇〇をやり遂げたとき」
「お客さんに感謝されたとき」
など、素直に達成感を感じた瞬間や嬉しかった瞬間を答えればOKです。
どんなに前職がヒドイ会社だったとしても「やりがいを感じたことはありません」とは答えないように。当然ですが仕事にやりがいを自分で見出だせない人だと判断されてしまいます。
(8)前職を辞めた理由を教えて下さい
転職であれば100%の確率で前職を辞めた理由を聞かれますので答えを準備しておいてください。
基本的に素直に答えて大丈夫ですが、あまりにもネガティブな内容になりそうな場合は前職のグチにならないように要注意。
本当は辞めた理由がネガティブであったとしても「エンジニアとして本気でチャレンジしてみたくなった」など、なるべくポジティブな理由を準備しておくことをおすすめします。
(9)今後のキャリアプランを教えて下さい
転職後のキャリアプランを聞かれることもあります。ただ確率は少なめ。
3年後どうなって、10年後どうなって、など思い描いているキャリアプランがあれば話しましょう。僕はあまり先のことを考えることが得意ではなく出世にも興味がないので結構苦労した問いです。
理想のエンジニア像から逆算して考えてみると答えが出やすいので、聞かれる可能性は低いとしても瞬時に答えられるように考えておきましょう。
(10)内定した場合いつから働くことが可能ですか?
社員としていつから働けるのかを聞かれます。体感的にこの質問を問われたらその面接は通過する可能性が高いと考えてOKです。
とは言え最後まで気を抜かずに面接をやりきること。
もしまだ退職前であれば、退職日や休む期間などから逆算して勤務開始可能な日程を伝えてください。
これに関してはあまり深く突っ込まれることはありません。
転職成功の確率を上げるためポートフォリオの作成も重要
エンジニアへの採用面接で非常に強力な武器になるのがポートフォリオです。
ポートフォリオというのは「私はこれくらいの実力がありますよ」というアピールをするための成果物のことで、何かしらプログラミングで作ったものを面接時に見せられるように持っていくと採用される可能性はグンと上がります。
面接官の立場になって考えてみてください。
未経験でOKと言っているのに、すでに自分なりに勉強し形にできるスキルのある人が選考を受けに来たらそれだけで魅力的に感じませんか?
「やる気だけはあります!」という人より遥かにやる気を感じませんか?
なので少しでも速く、そして楽に転職活動を終えたいのであればポートフォリオの作成を強くおすすめします。
Udemyを活用してポートフォリオを作ってみよう
ポートフォリオが大事、と言っても1つの作品を完成させるのは未経験者には至難のワザ。
普通にやっていたらポートフォリオを作るだけで3ヶ月~6ヶ月かかってしまうので、時間に余裕の無い方はUdemyを使って手早く済ませてしまいましょう。
Udemyの中でも例えば”ガチで学びたい人のためのWEB開発徹底入門“を学習すれば1つのWebページが作れますし、”iOS 13アプリ開発入門決定版 20個のアプリを作って学ぼう“を学習すればiOSアプリを作り終えられます。
もちろんプログラミングの勉強としても最適な教材です。
基礎を学習しつつ成果物も作れる点がUdemyの最大のメリットなので、ぜひ有効に活用してみてください。
※Udemyの教材はセール中に購入することをおすすめします
【より有利に転職するために】転職エージェントを活用しよう
ポートフォリオを作ればかなり転職に有利になるのですが、さらに効率良く進めたいのであれば転職エージェントの活用も視野に入れておきましょう。
エンジニアを目指すのであれば、以下3つのどれか(もしくは全て)に登録してけばまず問題ありません。
おすすめ①:レバテックキャリア
- Web業界に特化した転職エージェント
- 1人に対して2人のエージェントが付いてくれる
- 求人数も十分に多い
レバテックキャリアはエンジニア職やクリエイター職などWeb業界に特化された転職エージェントです。2020年3月現在で「ITエンジニア転職・求人」の数は5,859件。
かなりの数の求人があることが分かりますね。
また、レバテックキャリアは求職者1人に対して2人のエージェントが付いてくれるので、履歴書や面接など多くのフィードバックを受けることが可能です。
エンジニアへの想いが強いのであれば必ず登録しておきたいエージェントです。
おすすめ②:マイナビエージェントIT
- 業界トップレベルの求人数
- 非公開求人も多数あり選考を有利に進められる
- エージェントのサポートが手厚い
マイナビエージェントITは20代、30代に強い転職エージェント。名前の通りITに特化しているので担当となるエージェントも専門知識を持ち合わせている人が多く、しっかりとサポートしてくれます。
名前の通りマイナビエージェントITは株式会社マイナビが運営しているため非常に知名度があり求人数が多く業界トップレベル。
また、一般に公開されていない非公開求人の数も多く、エージェント側から紹介された会社へは比較的倍率の低い状態で選考を進めるので内定の可能性も高くなります。
エンジニアとして好待遇で大きなプロジェクトに関わりたいのであればマイナビエージェントITは非常におすすめです。
おすすめ③:TechClipsエージェント
- 高収入(500万円/年 以上)の求人のみを紹介してくれる
- 現役のエンジニアがコンサルタント
- 約93%の人が転職後に給料UPの実績
高収入&高待遇を求めるならTechClipsエージェントがおすすめ。
他の転職エージェントとは違い現役のエンジニアがコンサルタントを務めてくれる点も特徴的で、現場目線からのアドバイスやサポートを受けることができます。
また、取り扱っている会社が自社開発案件を持っている会社に絞られていますので、客先常駐をせず自社での仕事を担当可能となります。
収入面や待遇面を重視する方はぜひ登録しておきましょう。
【まとめ】エンジニア採用面接で聞かれることは必ず対策して臨もう
今回は僕が実際にエンジニアになるために就活をした経験から、面接時に特に多く聞かれる質問内容をまとめてきました。
最後にもう一度簡潔にまとめておきます。
- 志望理由
- エンジニアになる理由
- 転職する理由
- エンジニアになって作りたいもの
- プログラミングの学習状況
- 前職の仕事内容
- 前職でやりがいを感じたこと
- 前職を辞めた理由
- 今後のキャリアプラン
- 内定後いつから勤務開始できるか
少なくともこれらの質問に対する対策をとっておけば面接で困ってします確率は大きく下がりますので、あなたなりの答えを用意しておくことをおすすめします。
また、ポートフォリオの作成(Udemy)や転職エージェントも大きな武器になりますのでぜひ時間を作り活用していきましょう。