どうも、フリーランスエンジニアのなおや(@naoya2_2)です。
プログラミングの勉強を始めたくても「もう30代だし遅いかも…」と思ってしまっていませんか？
ネットなどでは”35歳定年説”が語られていたり、そう思うのも無理はないのかもしれません。
でも、実際には40代以上のエンジニアは非常にたくさんいます。
現在僕が働いている現場でも、開発チームの半分以上が40代。35歳定年説に影響なく活躍している状況です。
しかもエンジニアは深刻なほど不足しているので、30代からスタートしても全く遅くないんですね。
今回はこの記事で30代からプログラミングを開始しても遅くない理由や、実際に転職に成功した事例など紹介していきます。
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目次
30代でプログラミング学習を始めても遅くない理由
僕が30代からプログラミングを始めても遅くないと断言できる理由は大きく以下3つがあります。
- プログラミングはそれほど難しくない
- 仕事において技術力はあまり必要ない
- まだまだエンジニア不足
①プログラミングはそれほど難しくない
もしかしたら「プログラミングは難しい」と思い込み過ぎている人は多いかもしれません。それ故、30代からじゃ遅すぎるかなと尻込みしてしまうパターンになってしまうことも珍しくありません。
でも、実はそれほどプログラミングは難しいものではなく、ある一定のラインまで勉強を進めると一気に理解が速まるポイントがあるんですね。
確かに「分かるかも」と思えるラインまでは難解に思えるかもしれません。
ここまでの到達に3ヶ月~6ヶ月ほどかかるかと思いますが、逆に言えばプログラミングで最も高いハードルは最初の半年ほどだけ。
1年かからずこのハードルを超えられるため、30代からスタートしても余裕で間に合います。
②仕事において技術力はあまり必要ない
こちらの記事「プログラミング”大好き”しかエンジニアになれないのか問題」でも解説したのですが、仕事において実はそこまでプログラミングの技術は求められません。
もちろん最低限の技術は必須ですが、シリコンバレーで働くエンジニアのような技術は基本的に不要です。
僕自身も勉強期間が約1年くらいの技術でエンジニアとしての仕事をスタートしましたので、崇高な技術は不要であることが分かりますね。
あとは仕事の中で必要な技術は自然と身についていきます。
③まだまだ深刻なエンジニア不足
業界的にエンジニアはまだまだ深刻なほど不足していて、2030年には79万人のエンジニアが不足すると想定されています。
仮に2030年でエンジニア不足がキレイに解消されるというあり得ない想定をしたとしても、まだ数年単位の猶予があります。
当然こんな状況なので、企業としても「30代は不要」みたいな選択肢はとれないわけですね。逆に、少しでもプログラミングの書ける人は喉から手が出るほど欲しい状態。
今からスタートしても全く遅くないことが分かるかと思います。
30代でエンジニアになった実例
実際に30代からエンジニアになった実例をとしまして、ちょっとTwitterで探してみただけでもたくさんの人が見つかります。
ご報告✨
6月より長崎の受託開発企業でプログラマーとして勤務し始めました。
37歳にして一念発起。
未経験でのエンジニア転職という無謀な挑戦でしたが、晴れてIT戦士の仲間入りです。
皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いします☺️#駆け出しエンジニア
— だいきち@WEBエンジニア (@daikichipfm) June 12, 2020
エンジニアとして仕事を始めて半年が経ちました。
「30代未経験からのエンジニア転職は、簡単ではないかもだけど激ムズでもない！」
そういうメッセージを一人でも多くの人に伝えられたらと思ってます。
どうぞよろしく！#エンジニア転職 #独学 #30代転職#駆け出しエンジニアと繋がりたい— ミキ｜30代未経験独学でエンジニア転職 (@miki_do_) September 2, 2022
ITエンジニアでも20代なら割とすぐ就職決まるけど30代は？って心配な人。職場で元美容師の34歳が全くの未経験＆スキル無しで入社してきたので不可能ではない。未経験入社の場合はスキル期待してないので面接で見てるのは人間性の部分も大きい
— ルーク (@Ul5Tcd) September 8, 2022
僕自身もほぼ30歳（正確には29歳10ヶ月）でエンジニアを未経験スタートできたわけなので、しっかり3ヶ月~長くても1年くらい勉強すればエンジニアやプログラマーになる再現性は高いですね。
最大の敵は”諦め”を選択する自分である
ここまで見てきたように、30代からのスタートでもエンジニアやプログラマーになれることは分かったのではないでしょうか。
でも、なぜここまでエンジニアが不足し、かつプログラミングの挫折率が9割と言われるのか。
それは多くの人が諦めてしまうからです。
続けさえすれば1年後にはプログラミングのスキルを用いて働ける非常に再現性の高いものであるにも関わらず、途中で諦めて辞めてしまう人が大多数なんです。
1年も勉強を続ければ同時期にスタートした人のほとんどはいなくなっています。
その結果、さらに自分がエンジニアとして採用されやすくなり、かつ需要に対して供給が追いつかず給料は非常に高い水準を維持。
自分に打ち勝って諦めさえしなければ、少なくとも今の時代でエンジニアになれないことはないし、仕事に困ることもなくなります。
【結論】30代でも決して遅くないのでプログラミングを始めよう
今回は30代の未経験でもプログラミングのスタートに決して遅くはないことをお話してきました。
その理由をまとめると以下の通り。
- プログラミングはそれほど難しくない
- 仕事において技術力はあまり必要ない
- まだまだエンジニア不足
これだけ再現性が高く、かつ給料も高い仕事はなかなかありません。
挫折率9割と言われている今こそ本当にチャンスなので、少しでも早く勉強を開始してプログラマーを目指してみてくださいね！
高橋直也（@naoya2_2）
フリーランスエンジニア。SEとして主に某企業顧客管理システムの開発、改修を担当している。ブログでは未経験からSESを経てフリーランスになった経緯等を発信中。