どうも、フリーランスエンジニアのなおや(@naoya2_2)です。
僕はいま現場常駐のエンジニアを本業として働いているのですが、プログラミングの勉強をし始めたときはこんな考えも持っていました。
「副業としてプログラミングで稼ぎたい」
ただ、結論から言うと挫折しましたしあまりおすすめできるものではないなという考えになりました。
今回はなぜ副業としてのプログラミングがおすすめできないのか、その理由を話していきます。
関連記事:プログラミングスクールのおすすめ5選
目次
【結論】技術習得の敷居が高めで空き時間での作業が超ハード
最初に結論ですが、プログラミングは副業としてスタートするにはハードルが高すぎるからです。
完全未経験から副業でアプリ開発やシステム開発を始めるのは習得がハードで、本業が終わったあとにサクッと作業して稼げるものではありません。
そのため途中で心が折れやすく、挫折に繋がりがち。
もちろん「絶対に副業で稼ぐ」という確固たる決意があればぜひチャレンジしてみてほしいところですが、そうではなく本業で疲れ果ててしまう場合は心身を壊す原因にもなりかねませんので要注意。
本気でプログラミングで稼ぎたいのであればまず余裕のある職場に転職してから学習するか、未経験でも入れるSES企業などにいきなり入社してしまうなどの選択をおすすめします。
それでも稼ぎたい!そんな人はWebページ制作から始めてみよう
とは言え、副業で稼ぐのは諦めてください、みたいな結論で終わらせる気はありませんので安心してください。副業で稼いでいく道はまだあります。
それが、LP制作やWebページ制作などです。
これらは学習コストが低く、クライアントの要望レベルにもよりますが十分に副業としておすすめできるものです。
LP制作やWebページ制作は画面で見える部分だけを担当する仕事
これらのLP制作やWebページ制作というのは、基本的にパソコンやスマホの画面で見えている部分の制作を担当するお仕事になります。こういった作業も立派なプログラミングですが、マークアップと呼ばれることもあります。
例えば、今読んでいるこのブログのテキストや画像の配置であったり、色合いを装飾していくような仕事です。
ひとことで言えば、Webサイトの見た目を作る仕事。
クラウドワークスやランサーズを覗けば比較的簡単に仕事を見つけることができますし、家で作業できるので副業としても最適です。
このようなものです。HTMLやCSSのコーディングをする内容になります。
もちろんHTMLやCSS、場合によってはJavaScriptも必要になるのでこれらの学習は必須ですが、HTML、CSSは1~2ヶ月勉強すれば覚えられると思うのでアプリ開発などよりは始めやすい副業ですね。
Webページ制作はアプリ開発などの仕事に比べるとかなり低単価
上に貼った画像を見ていただけると分かると思いますが、Webページ制作や単価の低い案件が多いのが現実です。今回の例の場合は単価として5,000円。
ちょっとしたお小遣いにはなりますがガッツリと稼ぐには数をこなす必要があるため、5万~10万円と稼ぎたい場合はやはり時間的余裕が必要になってしまいます。
月に2~3万円の収入でOKという方は、ぜひWebページ制作にチャレンジしてみてください。徐々にプログラミングの基礎も分かるようになってくるので今後にも役立つスキルになります。
実際に僕も働いている現場でHTMLとCSSのスキルは必須。
必ず必要とされるスキルになるので自分今後のためにも副業を通して学んでしまうのはとてもおすすめです。
関連記事:HTMLやCSS初心者の勉強方法
HTML、CSSはどう学ぶ?→無料(格安)のWebサービスで十分です
では、肝心のHTMLとCSSはどう学んだら良いでしょうか?それはぶっちゃけ無料(格安)のWebサービスを利用すればOKです。
このレベルのスキル習得であればプログラミングスクールに通わなくても十分に習得可能です。
Progate(プロゲート)で学ぶ
まずはProgate(プロゲート)で基礎中の基礎を学びましょう。
HTML、CSSってどういうものなのか?という部分はこれで十分に学べます。無料で学習することもできますが、おすすめは月額会員になって少し深い部分まで学ぶこと。
とは言え月額1,000円ほどなのでかなり安い投資額です。
Udemy(ユーデミー)で学ぶ
Progateでサクッと基礎を学んだあとはUdemy(ユーデミー)を使って実際にWebページを作ってみましょう。こちらは動画教材になっていますので、より実践的で分かりやすく勉強することができます。
Webページを作るのであれば、まずは「HTML5+CSS3 WEBデザイン講座」がおすすめ。基礎をみっちりと覚えられます。
【まとめ】プログラミングの高単価案件は副業に向かない
今回はプログラミングで副業は現実的なのか、という点についてお話してきました。簡単にまとめると、
ということになります。
まずはWebページ制作で月に2~5万円ほど稼ぎつつプログラミングの基礎を学び、より技術を求めたい場合はどこかの会社に潜り込み経験を積みましょう。
アプリ開発など高単価な仕事は現場経験を積んだ後でないと非常に難しいです。サクッと副業でできるものではありません。
少しずつ段階を踏んでプログラミングで稼げるようにしていきましょう!
関連記事:プログラミングスクールのおすすめ5選
高橋直也(@naoya2_2)
フリーランスエンジニア。SEとして主に某企業顧客管理システムの開発、改修を担当している。ブログでは30歳未経験からSESを経てフリーランスになった経緯等を発信中。