どうも、内向型エンジニアのなおや(@naoya2_2)です。
内向型人間の特徴として、仕事における悩みが多くなりがち。
職場環境に疲弊したり、思い通りの成果を出せなかったりと、僕も過去苦しみ5つ以上の業種を転々としたりしてきました。
その結果思ったことは、内向型にプログラミングは最強なんじゃないかということ。
- 働きやすい(ストレスが少ない)
- 収入も比較的多い
上記が主な理由なのですが、僕自身もプログラマー(エンジニア)になりストレスなく、収入も高水準で安定した状態で働けるようになりました。
今回は「内向型はプログラミングで最強になれる」説をもっと深堀りして解説していきます。
内向型の方でも自分に合った職場環境で働けることを知り、将来を見据えた選択肢の一つとしてプログラミングに興味を持ってみるのも良いかもしれません。
目次
内向型の人間が仕事に悩みやすい3つの理由
内向型人間が仕事に悩みやすい理由は主に以下の3つが挙げられます。
- 外部からの刺激に敏感
- 他人との会話(会議など)に疲れる
- 能力が低いと評価されがち
①:外部からの刺激に敏感
内向型は外部からの音や視覚的な刺激に敏感で、電話のコール音が聞こえたり視界に人が入ったりすると集中力を保つことが難しくなります。
僕も以前の仕事ではオープンオフィスで働いており、常にどこかで電話が鳴り人が歩き、とても悩んだことを覚えています。
内向型にオープンオフィスは天敵。
こういった職場環境は外向型向けに作られており、少数派の内向型には非常に大きいストレスになってしまいます。
②:他人との会話(会議など)に疲れる
人と会話するだけでも内向型の人は疲弊します。
本当にリラックスして話せるのは心を許した家族、友人だけ。
職場の人と仕事の話をするのはとても疲れます。仕事に必要な会議であってもそれは同じ。
話すことで頭の中がまとまりストレスも解消される外向型の人とは違い、内向型の人は1人で静かに内省することで思考が整理されます。
やはりここでも内向型には不向きな仕事環境があります。
③:能力が低いと評価されがち
上記の通り会議や仕事の話をテンポよく行うのが苦手な内向型は仕事における能力が低いと評価されがちです。
これは内向型の人が仕事で悩む非常に大きなポイント。
会議で発言できなかったり、納得するまで資料作りに時間をかけてしまったりと、その気質ゆえに過小評価されてしまいます。
内向型にはプログラマーをおすすめしたい
ネットや本などで調べてみると、内向型におすすめの職業はいくつも見つかります。例えば、
- Webライター
- 弁護士
- 研究者
などなど。
でも、研究者とか弁護士が向いていると言われても「そんな簡単になれないよ!」と思ったことあるのではないでしょうか?
逆に比較的簡単に仕事ができるWebライターだと、その分収入が低くなりやすいく金銭面で悩みが発生してしまいます。
そこで内向型の僕がいくつかの仕事(Webライター、コールセンター、飛び込み営業、プログラマー、ブロガー、講師、などなど)をやってみた結果、プログラマーをおすすめしたいという結論にたどり着きました。
内向型にプログラマーをおすすめする理由
以下の理由からプログラマーという仕事は内向型の人におすすめです。
おすすめ理由①:1人作業が多いので集中できる
プログラマーは基本的に1人でPCに向かって仕事をすることが多く、外部からの刺激が少なく集中して作業することができます。
他の人と会話することも他業種からしたら格段に少ないですし、気疲れも減ります。
内向型の人は「親しくない人と話す」ことに非常に多くエネルギーを消費してしまうので、その機会が少ないだけで大きなメリット。
もちろん最低限の打ち合わせなど会議は必要になりますが、プログラマーなどエンジニアの特性上か予定時間をオーバーしてダラダラと会議を続ける人はほとんどいない印象です。
おすすめ理由②:リモートワークのしやすい働き方
会社にもよりますが、基本的にプログラマーはリモートワークのしやすい働き方であり家で作業することができます。
会社に出社しなくてもいいので満員電車に疲弊することもないですし、多くの人が視界に入るオープンオフィスのストレスからも開放されます。
リモートワークであれば突然に話しかけられることもなく、内向型の人にとって非常に働きやすい環境です。
おすすめ理由③:プログラミングは汎用性が高く、合わない現場から逃げやすい
プログラミングのスキルは非常に汎用性が高く、一度身につければ身軽に働く場所を選択することができるようになります。
なので嫌な人間関係や職場環境からも比較的逃げやすく、かつ収入も高水準を維持しやすいです。
内向型の人にとって人間関係や職場環境などの外部刺激をどれだけ心地よく思えるかが大切になってきますので「苦しければ逃げる」という選択をとりやすいプログラマーはおすすめです。
プログラミングは簡単ではない!だからこそ内向型が輝ける
ここまで内向型はプログラマーになることをおすすめしてきましたが、でもプログラミングっていきなり仕事にできるほど簡単なものではありません。
これまで「プログラマー(エンジニア)になりたい!」という多くの人を見てきましたが、正直に言ってしっかりと目標達成してプログラマーになった人は非常に少ないです。
挫折率9割と言われているようにプログラミングの挫折率はとても高いのが現実です。
でも、だからこそ、ひとつのことに集中できる内向型の人に向いていると思っています。
内向型の強みは、静かな環境でとんでもない集中力を発揮すること。
プログラミングはまさにそれに当てはまり、内向型の強みを最大限発揮できる仕事だと感じています。
外向型の人は入って来づらい業種でもある
逆に、外向型の人はプログラマーという業種に入って来づらいものです。
というのも外向型の人は外からの刺激を求める傾向にあるので、1日中座ってパソコンの前で仕事をすることに集中力を発揮しづらいからです。
そもそもプログラミングを仕事にする前段階の勉強期間で辞めてしまう人が多い印象。
だからこそ僕のような内向型人間にとっては働きやすい環境が作られやすく、かつ新規参入者の少ない業界なので高収入が維持されています。
【注意】プログラマーもチーム仕事のためストレス無しにはならない
ちょっと誤解を招きそうだったので注意事項も書いておきます。
結局はプログラマーもチームの一員ですので、人間関係のストレスはゼロにはなりません。
少なからず会議や打ち合わせでチーム内や外部の人と話さなければならない機会はありますし、忙しい時にはプロジェクトマネージャーに納期を急かされることもあります。
でも上記で述べた通り、他業種に比べれば対人関係によるストレスは圧倒的に低く、かつ社会からの需要が高く十分な収入を維持することも可能です。
プログラミングを学習してフリーランスのエンジニアとして活動している人の平均年収は862万円とのデータ(レバテックフリーランスに登録している人から算出)もあり、エンジニアは働きやすさと高収入の両方を獲得できる可能性がある業種です。
【まとめ】内向型はプログラミングで最強になれる
今回は仕事に悩みを抱えやすい内向型の人はプログラマーを目指してみることをおすすめしてきました。理由をまとめると、
- ひとり作業が多く集中できる
- リモートワークなど働きやすい環境が整っている
- もし苦しくなっても逃げやすい
上記のようになります。
僕もプログラミングを学んでエンジニアになったおかげで仕事におけるストレスはほとんど無くなりました(少しあるけど)し、経済的にもかなり余裕が生まれました。
ぜひあなたも仕事で悩みが多くなりがちなのであれば、プログラミングを勉強しはじめてみることをおすすめします!
また、完全未経験の人がプログラミングを学んで仕事にするまでのロードマップを以下の記事で具体的に解説しています。
プログラミングを学んで働きやすい環境を手に入れたい方はぜひこちらもチェックしてみてください。
高橋直也(@naoya2_2)
フリーランスエンジニア。SEとして主に某企業顧客管理システムの開発、改修を担当している。ブログでは30歳未経験からSESを経てフリーランスになった経緯等を発信中。