大人数が苦手で悩む人へ。内向型の強みと特徴を知って自分らしく生きよう

内向型 アイキャッチ なおやの生き方

「大人数での集まりが苦手…」

「初対面の人との会話が苦手…」

「目的のない雑談をするのが苦手…」

もしかしたら、このような悩みをもってこの記事にたどり着いたのではないでしょうか。実は僕自身も同じことですごく悩み、自分を変えようとしてさらに苦しんで、自分に劣等感を感じて生きていた時期がありました。

でも、今は全く苦しむこともなく生きています。

それはなぜか。

答えは簡単で、自分を変える必要なんてないことを知ったからです。今のまま、ありのままでいいって思えるようになったからです。

実は、僕やあなたが大人数の場や初対面の人と話す場でみんなと同じように振る舞えないのには根本的に遺伝子的な理由があります。つまり変えようと思って努力で変わるものではないのです。

もしあなた人との関係で上記のような悩みをもっているのであれば、ぜひこの記事を読んでみてください。僕もこの事実を知ったことでだいぶ気持ちが楽になりました。



まず、これらの質問に答えてみてください

唐突なのですが、以下の質問群に答えてみてください。その時、どれだけあなたに当てはまるか数をメモしておきましょう。

回答に迷ったら比較的近いと思ったほうを選んでください。

質問群:直感で答えてください

  1. グループよりも一対一の会話を好む
  2. 文章のほうが自分を表現しやすい
  3. 一人でいる時間を楽しめる
  4. 周りの人と比較して、他人の財産や地位、名誉に興味がない
  5. 内容の無い世間話は苦手。関心のある話題について深く話すのが好き
  6. 聞き上手だと言われる
  7. 大きなリスクは冒さない
  8. 邪魔されずに没頭できる仕事が好き
  9. 誕生日はごく親しい友人1~2人か、家族で祝いたい
  10. 「もの静か」「落ち着いている」と言われる
  11. 仕事や作品が完成するまで他人には見せず、意見も求めない
  12. 他人と衝突するのは嫌い
  13. 独力での作業で最大限の力を発揮する
  14. 考えてから話す傾向がある
  15. 外出して活動したあとは、楽しい体験であっても消耗したと感じて休憩を要する
  16. かかってきた電話をボイスメール(留守番電話)にまわすことがある
  17. 忙しすぎる週末よりも何もすることがない週末を選ぶ
  18. 一度に複数のことをするのは楽しめない
  19. 集中するのは簡単だ
  20. 授業を受けるとき、セミナーよりも講義形式が好き

気質として表れる「内向型」と「外向型」

質問への答えは済んだでしょうか?

それぞれの質問に対して、当てはまるものがいくつあるかを覚えておいてください。これらの質問への回答から、あなたが内向型なのか外向型なのかをザックリ判断することができます。

質問の答え合わせ:当てはまるほど内向型

質問へ答えていただいている中で分かったかもしれませんが、上記の質問に当てはまる個数が多い人ほど内向型の気質が強くなります。

内向型とは「興味関心が内側へ向く人」のこと。読んで字の通りなのですが、もう少し具体的に言うと、

  • じっくり考え事をするのが好き
  • 一人になれる時間が必須
  • 広く浅く、よりも、狭く深く、を好む

こういった特徴が現れやすいです。

性格としては周囲から「落ちついている」「もの静かだ」という印象を受けることが多く、場合によっては「気が弱い人」「言いたいことを言えない人」というネガティブイメージを受けることも。

これらが内向型を悩ませる原因でもあり、外向型の人に誤解されやすい原因にもなります。



内向型と外向型の大きな違い

ここまでで「内向型」「外向型」2つのタイプがあるということがお分かりになったかと思いますが、じゃあ何が違うの?という点が気になりますよね。

内向型と外向型の大きな違いは大まかに2つ。

  • 精神的エネルギー回復方法の違い
  • コミュニケーションの違い

それぞれ詳しく見ていきます。

精神的エネルギー回復方法の違い

自分のエネルギーの回復方法で内向型と外向型には大きな違いが現れます。

性格型 エネルギー回復方法
内向型 一人になって静かに過ごす
外向型 たくさんの人に会って活動的になる

このように、内向型と外向型はエネルギーを回復する際に真逆の行動をとります。

僕の場合どんなに楽しい時間を過ごしても必ず一人になりたくなる瞬間が訪れますし、実際に飲み会などからそっと抜け出す場合もあります。

まさに内向型の傾向が出るわけです。

周囲の情報やボリュームが多すぎて消耗してしまうんですね。最初はみんなが楽しんでいる飲み会から立ち去ることに罪悪感も感じていましたが、今は「仕方がないこと」と完全に割り切っています。

内向型人間は時折多くの情報から離れて、自分ひとりの時間を持つことが必須なのです。

コミュニケーションの違い

コミュニケーションにも内向型と外向型には違いが現れます。

社交的で活発な外向型の人はひたすら喋ります。喋りながら自分の思考を整理し、頭に思い浮かんだことはそのまま口に出すことが出来るんです。そしてアドリブで話すことも難なくこなします。

なのでとても弁が立ち、人に好かれ、人気者になりやすいんですね。

 

それとは反対に、内向型は喋る前に考える時間を要します。

話すことを頭の中で組み立て、整理してから口に出すのです。なので唐突な質問に答えるのが苦手で、さらに回答を急かされるとストレスを感じてしまいます。

例えば最近僕自身にあったこととして、とある映画を見て感想を求められたんですよね。「〇〇どうだった?」といった感じで、なんの変哲もない質問です。

しかし、僕はその映画で涙が出るほど感動していたのにその気持ちを即座に言語化できず、最初の回答は「めちゃ良かった」という小学生の感想文にありそうな言葉しか出てこなかったのです。

実際は映画を見て心から感動していたのにも関わらず、即座に言語化できない。

この時は5~10秒じっくり考えて頭の中を整理してから再度話をしました。

内向型人間はこのように、時として急な回答を求められると即座に回答できないことがあります。

悩んでいる人の多くは「内向型」である

おそらくですが、検索結果からこの記事にたどり着いた人の多くは「内向型」の傾向が強く表れたのではないでしょうか?

僕もまさにそうで内向型を表す質問は20個中16個当てはまりますし、図による診断でも「100%の内向型」という結果が出るほどです。
※実際にはグラデーションなので100%偏っている人はいません

そして実際に大人数が苦手であることや、内容のない雑談が苦手など人間関係で悩んでいる人の多くは内向型の人が多いです。

なぜ内向型は人間関係で悩みやすいのか。以下のような原因があります。

人口の75%は外向型人間なので、外向型が生きやすい社会になっている

なぜ内向型人間は劣等感を抱き悩みやすいのか。

それは人口の約75%が外向型人間で構成されているため、この社会自体が外向型に合うように作られているからです。

  • 大人数で過ごさなければいけない学校
  • 会社のオープンオフィス
  • 社交性を求められる飲み会

これらは内向型にとって膨大なストレス源となり得ます。

(ただ、内向型の中でも個人差はあり、例えば僕の場合は学校生活にストレスを感じたことは一切ありませんでした)

また、巷で話題になっている自己啓発書などは完全に外向型の人向けに書かれています。

例えば、少し前に話題になった堀江貴文さんの「多動力」ですね。内向型人間が内容を実践するには精神的負担が大きすぎて潰れてしまう可能性もあります。

「石の上にも三年」「真面目にコツコツ」が評価される時代は終わった―。インターネットの到来で、ありとあらゆるモノがつながった今、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」を持った人間が求められている。

確かに言っていることは分かるし正しいとも思うのですが、完全に内向型は「石の上にも三年」「真面目にコツコツ」の方が合っていて成果も出やすいんですよね。

  • 考える前に動け
  • 動きながら考えろ

こういった考え方が主流になりつつありますが、内向型はあまり参考にすべきではないと思っています。

内向型プロデューサーとして活動しているカミノユウキさんも以下のようにツイート。

努力で性格を根本的に変えることは不可能【そのままで大丈夫】

内向型人間が苦しむ理由として、努力で性格を変えようと頑張りすぎてしまうという点も挙げられます。あえて大人数のパーティーに参加したり、無理やり場を盛り上げようと頑張ってみたり。

これ、僕もやったのですが、めちゃくちゃ消耗しますし無理していることは周囲に伝わります。

もちろん苦痛に耐えながら繰り返すことで「技術」として外交的に振る舞うことは可能になりますが、本来の性格が変わるわけではありません。

たしかに練習次第で理想の振る舞いはできるかもしれませんが、50%を占める自分本来の気質とは逆の行動をすることになるのでエネルギーを消耗しますし、長続きしません。

まさにこのツイート通りですね。外向型の人は非常に魅力的ですし、自分もそうなりたいと憧れて外向型のフリをしてしまう。

自分を変えたいと思うことは素晴らしいことですが、そのままでも大丈夫なんだよってことも覚えておいてほしいんです。

というのも、内向型には内向型ならではの強みがあるからです。



内向型人間の強み┃内向型人間は決して劣っていない

外向型にはない内向型の強みを知り、それを活かすように生きていけば決して内向型が劣ることがありません。では、内向型の強みを理解していきましょう。

ここでは大きな3つの強みをお話しますね。

内向型の強み①:1つのことに深く集中できる

1つのことに深く集中し、自分の世界に没頭できるのは内向型の大きな強みです。好きなこと、得意なことに対する集中力は決して外向型に劣りません。

例えば、気付いたら夜になるまでゲームをしていたり、自分の考えにふけってあっという間に1時間経っていた。というような経験はあるはずです。

これは非常に大きな強みであり、最強の武器になります。

外向型の人の傾向を「広く浅く」と例えるならば、内向型の傾向は「狭く深く」です。

1つのことに対してスペシャリストになるにはどちらの性格のほうが有利か分かりますよね。そう、内向型です。

世界中で有名な多くの偉人たちも内向型が多いのです。

  • アインシュタイン
  • ビル・ゲイツ
  • リンカーン
  • ガンディー
  • エマ・ワトソン

外向型には決して真似できない集中力を存分に発揮することで、とんでもない成果を収めることだって可能なのです。

内向型の強み②:書くことによる表現が得意

まさに僕もそうですが、あまり会話が得意ではありません。

今はいろいろな仕事を通してだいぶ慣れましたが、少し前までは大勢の人前で話すのなんかもっての他で、注目されていると思うと急に頭の中が真っ白になってしまっていました。

自分の体験談から場数により多少慣れることは分かりましたが、苦手なものは苦手なんですよね。

それよりも文章にして伝える方は得意で、ブログを書いているのもそのため。

僕たち内向型は文章によって相手の感情にじっくり語りかけることが得意で、クリエイター気質の人が多いのです。

もちろん個人差はありますが、外向型の人は逆に話すことが大得意。次から次へと口が回り、みんなを楽しませることができます。

どちらにもメリットはあり、あとはそれをどう活かすか。

 

外向型の人はカリスマ性があり注目されやすいので、内向型の人はそれを見て「自分はだめだな…」と落ち込みがちですが全く比べる必要はなく、あなたはあなたにしかない強みを存分に活かせば良いのです。

内向型の強み③:人の気持を敏感に察知できる

ちょっとした相手の口調の変化や表情から「あ、いま不機嫌だな」とか分かることありませんか?

このように人の気持ちを察知できて、それに対して最適な行動を選択できることも内向型の強みです。相手の感情が手にとるように分かるので、内向型の多くは優しいのです。

そして深い人間関係を重視し、本当に大切な人とだけ付き合います。

こういった傾向からより深い人間関係を築きやすいのも内向型の大きな強みなのです。

内向型人間が気持ちよく生きていくために

最後に、僕たち内向型の人間がこの世の中で少しでも気持ちよく生きていくための方法をお話していきますね。今現在、仕事や人間関係が辛いという方はぜひ参考に心地よい生き方へ進んでみてください。

自分のペースを設定する

よく外向型と内向型はウサギとカメに例えられます。

内向型の人の多くは自分がカメのようにスローペースであることに気づきつつも、生涯をかけてウサギになろうとする人もいるでしょう。

しかし、僕は内向型はウサギを目指さずスローダウンし、自分の心地良いペースを守るほうがどれだけ幸せになれるかを知るべきだと思っています。

たしかに人生を通して僕たち内向型の進みは遅いかもしれませんが、それでも数々のことを成し遂げることは可能です。そして何かを成し遂げた際には外向型の人には手の届かない場所まで行っていることもあるのです。

大事なのは「ペースを守り途中で力尽きないこと」です。

内向型は好きになったことは何ヶ月も、何年も継続して続けられるという最強の強みをもっていますので、ゆっくり、でも離脱せず、自分のペースで続けてみてください。

きっと、ふと果てしない距離を走っていることに気づく時がやってきます。

自分の「元気と疲労のサイクル」を理解する

内向型が消耗しないためには、自分自身の元気と疲労のサイクルを知っておくことは非常に大切。

  • どんな行動をすると疲労するのか?
  • どんな場所に行くと疲労するのか?
  • 何をすればエネルギーの回復を感じられるのか?

これは同じ内向型でも人それぞれ違ってきますので、しっかり自分のことを理解しておく必要があります。

例えば僕の場合は、無理やり場を盛り上げようとしたり5人以上の場に行くと疲労を感じ(どんなに楽しい場であっても)、一人になって読書をしたり昼寝をしたりするとエネルギーの回復を感じることができます。

このように自分のことを知っておけば、事前に心の準備ができますし休むタイミングも考えておくこともできますよね。

自分の限界を知る

内向型は外部からの刺激に非常に敏感で、外向型の人から見たら何ともないストレスでも限界を迎えてしまうことがよくあります。

大人数の場にいるだけで疲れてしまうのも、内向型が周囲の刺激に敏感だからに他なりません。外向型の人からしたらきっと理解が難しいことでしょう。

なので、自分自身で限界値はどこなのかを知っておくことは非常に大事。

何をすればストレスを感じ、その場から逃げたくなるのか。

これを知っておくだけで自分をストレスから守る対策をすることができます。

一歩ずつ進んでいく

内向型の人は複数のことを同時に並行して進めることが非常に苦手という傾向があります。

周りの人はたくさんの仕事を同時にかかえてうまくこなしていくかもしれませんが、僕たちには非常に難易度の高いこと。

なので極力全てを同時に進めようとはせず、1つのことに一歩ずつ取り掛かりましょう。

「これが終わったら次はあれ」

という感じに、完全に区別して進めていくことをおすすめします。

人生の優先度を決める

自分にとって、何が人生において大切なのかを考えましょう。

社会的には富や名声などを高く評価しがちですが、果たしてあなたにとってそれらは大切なのでしょうか?ぶっちゃけ、僕はお金や地位などにそれほど興味がなく、大好きな人たちと大好きな場所で働き暮らすことに大きな幸せを感じます。

なので僕の優先度は、ストレスの無い生活 > お金 なんですよね。

もちろんお金はめちゃくちゃ欲しいですが、かと言ってストレスだらけのブラック企業に勤めようとはならないわけです。

あなたも周りの雰囲気に流されることなく、本当に自分にとって大事にしたいものの優先度を一度考えてみてください。もしかしたら最優先事項に取り組むことで、今感じているストレスはなくなるかもしれません。

【まとめ】内向型も強みを理解すれば存分に輝ける

大人数が苦手、初対面の人との会話が苦手な場合、決してあなたが劣っているわけではなくて単に内向型なだけなのかも知れません。

もし心当たりがあるのであれば、記事内に記載した内向型診断の質問に答えてみてくださいね。

内向型は決して人より劣っているだとか内気だとかではないので、あなたに合った場所や働き方を見つけてその強みを存分に発揮していきましょう。

 

また、たしかに外向型の人を見るとカッコよくて人気があって憧れるものなのですが、無理してまでそっちに近付こうとしなくても良いんだということは忘れないでくださいね。

内向型には外向型には無い多くの魅力や強みがあるのです。


内向型を強みにする