最速でエンジニアになるならSESを利用すべき|3年だけ頑張ろう

アイキャッチ プログラミング

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どうも、フリーランスエンジニアのなおや(@naoya2_2)です。

プログラミングを学んでエンジニアになりたいなら「少しでも早く現場に入って仕事をしろ」という意見を聞いたことある人も多いと思います。

これは実際に正しく、僕も30歳直前で未経験からエンジニアになってからたった1年くらいでかなりプログラミング理解できるようになりました。

でも、、

「そもそも未経験者だから仕事が無いんじゃい!!」

こう感じている人がほとんどだと思います。

ただ、実はエンジニアの業界には未経験でも仕事を得られる方法が存在するんですよね。

今回はその方法について解説していきます。

関連記事:未経験からエンジニア転職までの超具体的ロードマップ

【著者プロフィール】
高橋直也(@naoya2_2
フリーランスエンジニア。SEとして主に某企業顧客管理システムの開発、改修を担当している。ブログでは30歳未経験からSESを経てフリーランスになった経緯等を発信中。

【結論】最速でエンジニアになるにはSESが最適

時計

結論ですが、未経験の状態で最速でエンジニアになりたければ一旦はSES企業の正社員として入り込みましょう。

SES企業は未経験者も多く採用しています

基本的にエンジニアは2~3年以上の実務経験がないとどの企業も採用してくれません。

20代前半であればそんなこともないですが、30歳以上となるとほとんどの会社は未経験者を採用していません。理由はもちろん「使えないから」ですね。

ただ、SES企業は別です。

SESとはエンジニアを他企業へ派遣し就労させるサービス形態のこと。

SES形態

↑SESのイメージ↑

こういったSES企業はエンジニアという労働力を提供することが仕事なので、未経験者でも数多く採用している状態です。

とにかく人を集めて現場に入れることが仕事なので、未経験でもSESに入ることで開発現場に入れるのです。

【最重要】まずは「未経験」を脱することが超大事!

お金

こういったSESを利用して「未経験」という肩書きを少しでも早く脱ぎ捨てることが非常に大切です。

もちろんSESある必要はないのですが、SESが最も確実に現場経験を積むことができます。自社開発をしている企業に入り込めればそれがベストですが、難しいからこそ悩むわけですよね。

30代以上で未経験の人は変なプライドを捨ててSESから始めましょう。

経験上それがエンジニアとして活躍するに手っ取り早い方法です。

SES企業はとにかくエンジニアを派遣したい

SES企業からすればエンジニアをクライアント企業へ派遣させれば儲けになりますから、多くの人材を求めていて、また多くの人材をクライアントへ派遣したいという構図になっています。

つまり、、

未経験者でも実務経験を積むチャンスが転がりまくっているということ。

逆に自社開発をやっている企業は即戦力となるような実務経験者を募集していることがほとんどなので、未経験者がチャンスを掴むのは非常に狭き門となります。

「未経験」の肩書きを捨てることがとっても大切

まずはこれを頭に入れて、最優先で行動していきましょう。

実際に「未経験OK」の求人を探してみる(Wantedly)

Wantedly(ウォンテッドリー)という求人サイトで調べてみると、以下のように未経験者も採用対象としている企業は多く見つかります。

募集

これらのほとんどはSES企業で、実際に働く場所は提携先の企業になります。

一般的には毛嫌いされるSESですが、個人的には未経験者が効率よく実務経験を積むために最も適した環境だと思っています。

ちなみに僕自身もWantedlyで未経験者を採用してくれる企業を探して正社員として入社し、客先に常駐し経験を積んでからフリーランスのエンジニアになりました。

ネットに書き込まれている「SESはブラック」の事実

PC

  • SESはやめとけ
  • SESはブラック企業ばかり
  • SESは成長できない

こういった書き込みがネット上には多数ありますが、これらは事実なのでしょうか。

当たり前ですが解釈は人それぞれです。ただそれだけだと何も参考にならないと思うので、上記評判に対する僕の意見を書きます。

「SESはやめとけ」→ 30代未経験者はSESを有効活用すべし

新卒の人だったり、20代前半の人には確かに「SESはやめとけ」が当てはまります。

自社開発企業でも若ければ若いだけ採用の確率は高いです。なぜなら若ければ社内で育て上げるだけの時間がありますし、技術を覚えさせれば十分に費用対効果を発揮してもらえるからです。

このように企業にとって「投資対象」と判断されるうちはSESはやめておいたほうが良いでしょう。

自社内で丁寧に教育してくれる企業を目指すべきです。

ただ、これが30代以上で未経験となると話は変わります。

もちろん、他業種であれど前職での実績を十分にアピールできる材料があれば自社開発企業を狙うのも良いと思いますが、多くの方には厳しい現実になるかと思います。

企業にとって30代の人にプログラミングをイチから教えるメリットが無く、30代を雇うのであれば教育コストのない経験者を選ぶのは自然なこと。

そういった場合には正直に言って自社開発企業に入り込むのは相当難しいので、実務経験を積むためにSESを積極的に利用すべきです。

「SESはブラック企業ばかり」→ そんなことない

SESがブラックばかりかと言われれば、決してそんなことないと思います。

中には一切プログラミングの研修をせずいきなり現場にぶち込まれるパターンのあるようですが、多くの会社では基礎的な部分に関しては研修カリキュラムを持っていて勉強することからスタートします。

入社を決める前にしっかり情報収集をしておけば劣悪なSES企業に引っかかることも防げますし、研修制度があるかどうかだけでも面接時に聞いておくことをおすすめします。

「SESは成長できない」→ 現場次第。成長できないなら現場を変えればいい

SESは成長できないという話もよく聞きますね。

これについては、現場次第です。

僕の場合はSESで入った現場全てで最初から開発をやらせてもらえたので成長している実感があるのですが、中にはテスターやエクセルの資料作りばかりで全く開発をやらせてもらえない現場もあるようです。

もし入った現場で全く開発をやらせてもらえずに成長できないと感じたら、現場を変えてしまえばOK。

フットワーク軽く現場を移れることこそSESのメリットなので、存分に活かしましょう。

SESは確実に実務経験を積めるが、楽ではない

疲れ

上記のようにSESは30代未経験の人でも確実に現場経験を積んでいけますが、決して楽ではありません。

未経験の状態で現場に入ることは、望む形ではあるものの最初は全てが分からなすぎて非常にツライです。

僕も現場によっては「こんなことも分からないのか」と言われながらなんとか食らいつき、なんとか今に至ります。

でも、ゼロの状態から最速で経験値を積むにはとても効率的だなと思います。

SESからエンジニアになることは決して楽なことではありませんが、こういった入り口があることで30代で未経験の人でも十分に可能性があるわけです。

楽ではない、ということを知っておくことで挫折を免れやすくなりますので、あまり楽観しすぎないようにしておきましょう。

【まとめ】SESを利用して最速でエンジニアになろう

今回は「最速でエンジニアになりたいのであればSESを活用すべき」という話をしてきました。

その理由は、SES企業は未経験者でも幅広く採用しているから。

若い人ならまだしも、例えば30代で未経験者となると自社開発企業への内定は非常に難しくSESに入ったほうが手っ取り早いです。

SESを利用してエンジニアになり、2~3年の経験を積めれば仕事に困ることはなくなります。

SESは楽ではありませんが、数年だけ頑張れば仕事やお金に余裕を持つことができるので非常にコスパも良いと思います。

どうしてもエンジニアになりたい、収入を増やしたいと考えている人はぜひSESを利用してエンジニアの世界に足を踏み入れてみてください。

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