最高のブログ仲間・ライバルが新たな旅立ちを決めた話

仕事論

2018年5月、僕は千葉県で開催された田舎フリーランス養成講座で一人の男と知り合った。

名前は『とんじる』。

なんともふざけた、そして親しみやすく一度聞いたら決して忘れないだろう名前だ。

彼とは講座中の期間ほとんどの時間を共に過ごした。ブログについて、フリーランスについて何度も語り合ったし、今では何でも話せるほどに信頼を寄せている。

 

そんなとんじるが急に「フリーランスをやめる」と言った。

衝撃だった。

というのも彼は誰よりもストイックに丁寧なブログを書き、フリーランスという立場と正面から向き合って生きていたからだ。

 

今日は少々身内ネタになるかもしれないが、フリーランスを飛び出しやりたいことへ一歩を踏み出す『とんじる』へ思うことをこの記事にぶつけてみようと思う。



いなフリ「沖ケイタ」グループとして共にブログに挑戦

沖ケイタグループ

photo by @wemmick03

冒頭でも書いたように、とんじると出会ったキッカケは田舎フリーランス養成講座(通称:いなフリ)というフリーランスを育てる1ヶ月間の合宿に参加したことだ。

今でも覚えているけど彼とは事前にツイッターで会話したこともあり、実際に会った後も何の違和感なく仲良くなれた。

 

いなフリでは共にブログ・アフィリエイトを沖ケイタさんに学び、さらにシェアハウスは同じ部屋、本名も下の名前が同じ、と何かと共通点が多く勝手に親近感を覚えていた。

そして彼の書く文章はめちゃくちゃうまい。

とてもブログを始めたばかりの文章だとは思えない程にアフィリエイターとしての才能発揮していたように思う。

 

あー、この人には1年後実績を抜かれているだろうなと直感した。それくらい刺激を受けたし、正直に言えば今後も刺激を与え合いながらブログを伸ばしていきたかった。

朝の5時に起きてライティング案件をこなし、ブログを書き、だらけていた僕を吊り上げてくれた。

とんじるはそんな男だった。

突如前職への熱い気持ちが再燃し、教員への道へ進む

とんじるはフリーランスの道を究めるために、7月中頃にフリーランスの聖地である千葉県富津市金谷に移住してきた。

そしてその2週間後にフリーランスの道を絶った。

前職でもある教員に再チャレンジする。

以前は学級崩壊を起こし彼本人のメンタルがやられ、ブログを書きたいという気持ちも後押ししフリーランスの道へ飛び出したと聞いている。

でも彼の中では「教育」という分野への火は灯ったままだったようだ。

 

子供が好きだ

もう一度あの場でしか味わえない感動を味わいたい

 

きっとこんな気持ちをずっと心の奥に秘めていたのだろう。

その証拠に、とんじるの書くブログは子供や教育についての記事が圧倒的に多かった。今思えば教育の場に戻りたいという気持ちを持っていたのにも納得がいく。

 

確かにこれから一緒にフリーランスとして羽ばたこうとしていたとんじるが離れていってしまうことは寂しい。

けど、やっぱり本人のやりたいことを全力でやってほしいから引き止める言葉は一切かけないようにした。

短い期間だったけど、相当悩みに悩んで下した結論だったに違いない。

僕はそんな彼を尊敬するし、これからも応援していきたい。



「今度はおれがなおやんのスポンサーになるよ」

僕はとんじる含め2人のスポンサーをやらせてもらっていた。

2人ともフリーランスというイバラの道でブログに挑戦していて、もがき苦しみながらも少しずつ前へ進む姿を見て応援したくてたまらなくなった。

応援する、なんて言うと何となく上から目線になってしまって嫌なのだが彼らの生き方から学ぶことは多く、やっぱり全力で応援したくてたまらないのだ。

 

ただ、とんじるは「もうお金は受け取れない」と言う。

ブログは続けるけど更新頻度は落ちるし全力で取り組むことが出来ないから、らしい。

個人的にはここまで来たらブログの有無は関係ないけど、受け取れないと言われたら押し付けることもできない。正直少し寂しい気持ちもあるけど仕方が無い。

 

だけどこんな話をしていた時、唐突に「教員に戻ったら今度はおれがなおやんのスポンサーするよ」と言ってくれた。

一瞬耳を疑った。

こんなに嬉しいことはあるだろうか。

これまで応援していた人が本当に好きなことに再挑戦し、それで稼いだお金で今度は僕を応援してくれる。

 

泣ける

 

僕は本当に信頼した人にだけ無償でスポンサーをやると決めている。だから特に絶対のリターンは提示していない。

でも、正直な話「これってタダの金づるなのか?」と考えることも何回かあった。笑

超絶シンプルに言えばひたすら無償でお金を渡しているだけ。

なんのメリットがあるの?ってことも何回も人から問われた。

 

でもそんな心配は不要だった。

今は無償でスポンサーをやることにメリットしか感じていない。

とんじるは自発的にスポンサーをやると言ってくれたし、もう1人のスポンサー先の人も僕の弱いSNS発信に関して惜しみなく情報を与えてくれている。

スポンサーになるための条件ではなく自発的にたくさんのものを与えてくれる。

これだけで僕はめちゃくちゃ嬉しいし、原動力になっている。

 

とんじるは僕がスポンサー活動をやっていく上での僅かなモヤモヤを晴らしてくれた。

 

もしこの日の会話を数か月後のとんじるが忘れていても構わない。

あの時あのタイミングで僕に全力のリターンを提供しようとしてくれたことが最高に嬉しくてたまらなかったから。

決断の早さをひしひしと感じるフリーランス界隈

この記事を読んで、もしかしたら「とんじるってやつは継続力が無いな」とか思った人もいるかもしれない。

僕もきっと1年前ならそう思っただろう。

なんせ公務員の仕事(教員)を辞めフリーランスになったのに、たった数ヶ月で教員へ戻っていったのだから。

 

でも今ならわかる。

やりたいことにチャレンジするために余計なことを考えて行動を先送りにする必要性は全く無い。やりたいことがあるなら即動いた方がいい。

これは僕がフリーランスになって強く学んだことだ。

 

僕の周りには行動力オバケがたくさんいる。

とんじるもそうだけど、基本的にみんな今どこにいるのか分からない。行動力が高すぎて何をしているのか分からない。

旅人も多いから1ヶ月も連絡を取らずにいると日本にいるのか海外にいるのかすら分からなくなる。大げさではなく本当に。

 

なにが言いたいのかというと、結局自分の人生を楽しんで成功していく人は余計なことを考えずにとにかく動く人だってこと。

いや、「余計なこと」っていうと失礼かもしれない。

同じ人間なんだから時には心臓が潰れるほどの不安を抱えるのだと思う。

  • 仕事の内容をガラッと変える
  • 初めての場所を旅する
  • 新しい人に会う

不安を感じない人なんかいない。

 

でも彼らは動く。

動いて失敗して痛い目に合って、また動く。

 

僕も彼らを見習ってリスクに飛び込む勇気を付けていきたい。フリーランス界隈はサラリーマン時代には学べなかったことがたくさんある。

ガンバレとんじる!

とんじるは別の道に進み始めて会うことも少なくなるけど、僕はこれからも全力でとんじるを応援する。

スポンサーではなくなったし、直接声を掛けることも減るだろう。

でも声に出さずとも応援し続ける。

きっとこれは僕以外にも彼のことを知っていれば同じ気持ちをもっていることだろう。

 

大好きな「教員」という仕事を通じて今よりも大きく飛躍してくれることは間違いない。